韓国料理 [食文化]
韓国の水原という町で、二カ月ほど暮らしたことがある。
八十年代後半の厳冬期で、零下二十度近くまで気温が
下がるということもあり、生活は大変だったが、
とにかく食べ物はおいしかったことを覚えている。
まだ日本に、焼き肉以外の韓国料理が紹介されていなかった
頃であり、種々の鍋料理、豊富な海鮮類、様々の部位が
使われる肉料理などに瞠目しながら舌鼓を打っていた私だが。
時に、他の料理、例えば西洋料理が無性に恋しくなったりした。
街にレストランの類は多いが西洋料理の店はまだ少なく、
ようやく見つけた洋食店で食べたハンバーグのたれには
たっぷりと唐辛子が使われていてしっかり「韓国味」がした。
だから、相棒が最近「鶏のタッカルビ」が食べたいと言い出し、
それがなんと、チーズを使った韓国料理としって、驚いたのだった。
ネットで作り方を調べ、自分なりにアレンジもして作ってみた。
鶏のもも肉を200g、キャベツの葉四枚、ピーマン一個、じゃが芋は
中くらいのを二個。玉ねぎ四分の一個。モッツァレラチーズを100g。
調味料としてみりん、醤油、酒。
醤油の量は、材料の全体の5%くらい、と考えておくと、
味付けの目安になる。まず調味料全体に唐辛子の粉を加え、
一口大に切った鶏肉を30分くらい漬け込んでおく。
細切りにした玉ねぎを熱したサラダオイルでいため、しんなりしたら
鶏肉を加え、さらにじゃが芋を加え、鶏肉を付けていた調味料を
加えて、鍋に蓋をして10分ほど蒸し煮する。さらに一口大に
切ったキャベツとピーマンを加えて蒸し煮し、最後に
細切りしたチーズを全体にかぶせるように載せて、火をとめ、
蓋をして三、四分おいたら出来上がり、である。
これが意外にも、とても美味なのでした。
韓国料理らしいのに、チーズを使うというのがとても意外なのだが。
「これが韓国料理って、なんか、驚いちゃう」
と私。韓国に住んでいた頃は、彼らは西洋風の食べ物なんて、
ほとんどジャンクフード、って固定観念があって、受け付けない
みたいだったのに。
「韓国だって、物凄く変わっていってるよ」
と、相棒。
特に柔らかくなった鶏肉と、鶏の味がしみたじゃが芋が
抜群においしいので、お試しあれ!
八十年代後半の厳冬期で、零下二十度近くまで気温が
下がるということもあり、生活は大変だったが、
とにかく食べ物はおいしかったことを覚えている。
まだ日本に、焼き肉以外の韓国料理が紹介されていなかった
頃であり、種々の鍋料理、豊富な海鮮類、様々の部位が
使われる肉料理などに瞠目しながら舌鼓を打っていた私だが。
時に、他の料理、例えば西洋料理が無性に恋しくなったりした。
街にレストランの類は多いが西洋料理の店はまだ少なく、
ようやく見つけた洋食店で食べたハンバーグのたれには
たっぷりと唐辛子が使われていてしっかり「韓国味」がした。
だから、相棒が最近「鶏のタッカルビ」が食べたいと言い出し、
それがなんと、チーズを使った韓国料理としって、驚いたのだった。
ネットで作り方を調べ、自分なりにアレンジもして作ってみた。
鶏のもも肉を200g、キャベツの葉四枚、ピーマン一個、じゃが芋は
中くらいのを二個。玉ねぎ四分の一個。モッツァレラチーズを100g。
調味料としてみりん、醤油、酒。
醤油の量は、材料の全体の5%くらい、と考えておくと、
味付けの目安になる。まず調味料全体に唐辛子の粉を加え、
一口大に切った鶏肉を30分くらい漬け込んでおく。
細切りにした玉ねぎを熱したサラダオイルでいため、しんなりしたら
鶏肉を加え、さらにじゃが芋を加え、鶏肉を付けていた調味料を
加えて、鍋に蓋をして10分ほど蒸し煮する。さらに一口大に
切ったキャベツとピーマンを加えて蒸し煮し、最後に
細切りしたチーズを全体にかぶせるように載せて、火をとめ、
蓋をして三、四分おいたら出来上がり、である。
これが意外にも、とても美味なのでした。
韓国料理らしいのに、チーズを使うというのがとても意外なのだが。
「これが韓国料理って、なんか、驚いちゃう」
と私。韓国に住んでいた頃は、彼らは西洋風の食べ物なんて、
ほとんどジャンクフード、って固定観念があって、受け付けない
みたいだったのに。
「韓国だって、物凄く変わっていってるよ」
と、相棒。
特に柔らかくなった鶏肉と、鶏の味がしみたじゃが芋が
抜群においしいので、お試しあれ!