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ペルー旅物語 [旅]

先日、米坂線についてこのブログに書いた後、また
宮脇俊三の鉄道の旅のエッセイが懐かしくなって、読み返している。
何冊かは手元にあるが、読んでいない書もまたある。
図書館にリクエストしたりして読み返しているのだが。

『汽車旅は地球の果てへ』所収の「アンデスの高原列車」を
読んでいたら、無性に懐かしくなった。宮脇氏が彼の地を旅したのは
1980年11月のことらしい。私は氏に遅れること五年四カ月の、
1986年3月にペルーを旅している。五年余りの歳月は、当時の
ペルーでは、特にアンデス地方ではあまり長い時間とは
言えないのではないだろうか。

特にあの旅は、私がこれまで経験した中でもすごく、
過酷だったことを思い出す。短歌には詠んだけれども、紀行文として
残しておけばよかったな、と悔やんだりしている。でも、とにかく。
少しずつ思い出しながら、あの日々のことを綴ってみようという
気持ちになった。アンデスは、ほんとに、素晴らしい地だったから。
                  (この項、続けます)
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