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スーパー銭湯宿泊記(その3) [生活]

私はスーパー銭湯を利用するのは初めて。一方、
同行の相棒は他の同種の施設を利用した経験があるので、
今回のM銭湯についての、長所と短所を即座に指摘した。

長所は、マッサージ施設が充実していること。
タイ式、アモイ式、一般的なマッサージなど数種のほか、
韓国式あかすりなどもあり、料金も外の同種の施設とほぼ同じ。
この日は少し混んでいたが、三十分程待って、普通のマッサージ
四十分のコースを受けた。感じの良い女性整体師で、お値段は四千円ほど。

入館者には浴衣や作務衣などの貸し出しがあり、
女性用は何種類もあってそこから選べるようになっている。
若い女性たちはきれいな花柄の浴衣を選んでいて素敵だった。

この施設の短所は、入り口に靴箱がなく、小さな手提げに
靴を入れて、持ち歩かなければならないこと。さらに、
入館時に渡されたロッカーのカギは、入浴施設用のもので、
とても小さい。冬はコートなど嵩張る衣料で来館する人も
多いはず。このロッカーでは荷物が入りきらないのでは。

私達は宿泊利用としてきたので、受付で荷物を預かってもらえたが、
日帰りの人は、入浴しようとした時点で初めてロッカーの
小ささに気がつくのでは。その時点で、受付(階がちがう)
まで戻って、となるとものすごく不便だ。ロッカーの数は
ここまで必要なの?と思われるほど多いので、数を減らして、
一人当たりの利用できる部分を広くすべきなのではないか。

レストランの料理の数も、少なめに感じる。
好きな料理だけを選んで、その皿数で支払いをする、
というカフェテリア方式も利用できるが、そこにある
料理は唐揚げとか、サラダとか、どこにでもあるような料理
ばかりで物足りない。入浴施設とはいえ、食の楽しみは、
もっと充実するように努めるべきなのではないだろうか。

休憩室はリクライニングシートがあり、各席にテレビが
備えられているが、数が少なくて、ほぼ満席だったので
私達は利用しなかった。マッサージを終えると四時半。
いよいよ、宿泊用の個室へ移るため、受付に鍵を受け取りに行く。
                     (続く)

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