SSブログ

パリーグCS戦 2020 [スポーツ]

先週土曜日から始まった、パリーグのCS戦。
今年はコロナのために、上位二チームの対戦のみで、
日本シリーズをかけて、三勝するまで戦うが、ペナントレースで
優勝しているソフトバンクホークスは、一勝のアドバンテージがある。

対するロッテは、十月に選手にコロナ感染者が出たほか、
けがで、何人かの主力選手を欠いている。でもでも。
ホークスには意外と強いチームだ。今年全般に限って言うと、
ロッテはホークスにかなり勝ち越していた。ホークスは
本音では、ロッテより西武と戦いたかっただろう。

もしかしたら、10年前のあの、ロッテの素晴らしい
逆転劇(ペナントレース3位から、日本シリーズ出場)が
再び見られるのでは、と期待していたロッテファンの私。

初戦、先に点を入れたロッテ・・・。でも、ホークスは
底力のあるチーム。少々の先取点はすぐに覆される、
少しずつ、点を重ねていかなければ・・。と思っていた。

途中から雲行きが怪しくなり、もうテレビを観続けられず。
ラジオに切り替え、部屋の片づけものをしながら耳を澄ます。
結局、逆転負けしてしまい、もう一つも落とせなくなって、
第二戦目の昨日。今度は部屋に掃除機をかけながら、時々
ラジオに耳を傾ける、という形で試合を聞いていた私。
(気がもめて、じっと聞いてられないんだもん)

初回に三点を先取するも、それでは十分ではない、と
思っていたが、やはりホークスの打線は侮れなかった。
序盤のうちに追いつかれ、追い越された。ロッテはヒットを
放ち、得点する形を作っても、決定打が出ないという状況のまま、
破れてしまった。決定的な場面では、ミスをしなかった
ソフトバンクの守備陣を褒めるべきなのだろうが。

それでも、ロッテのような弱小チームがよく戦ったものだ。
負けても、落胆することはない。来季に向けて、また
ワクワクするような試合を見せてほしい。愛してるよ、ロッテ。

nice!(0)  コメント(0) 

野球シーズン [スポーツ]

三か月も遅れて、野球シーズンがやってきた。
もう待ちくたびれて、どんな試合でもいい、野球が観たい、
と思っていたので、開幕の19日は、野球放送のあるチャンネルを
調べ上げ、優先順位を決め、結局はあちこちを渡り歩くように
チャンネルを切り替えながら観てました。

阪神対巨人戦もアンチ巨人の私としては情けない試合では
あったが、もう勝ち負けよりも見れたことがうれしくて。
大好きなロッテは、強豪ソフトバンクと、きっちり互角に戦い、
このカードは二勝一敗と勝ち越し。さすがじゃ、と大満足。

選手の人たちは、この日のために怠りなく準備されてきたの
だろうけれど。状況によっては、また延期されるという可能性
だってあったはずだ。どんなことにも言えるのだが、
大事な時に十二分の力を発揮するには、その目標点を
見据えて、段取りを図らなければならない。
徐々に集中力を高めていく、そのペース配分も必要である。
でも、本当にやれるのか、という疑念は去らなかっただろう。
体力を維持しながら、同時に強い精神力も必要とされただろう。
なにか強いものに抗う力、ではなく、捉えどころのない、
不安という有耶無耶を払拭し続けるための力を持って。

それを思うと、今グラウンドに立ち、生き生きと
野球している人たちの動きが奇跡的にも見えてくる。
あらためて勝ち負けばかりに気を取られることなく、
一つ一つのプレーを楽しんでみていこう、と思った。
nice!(0)  コメント(0) 

19年の日本シリーズ [スポーツ]

日本シリーズは、私の中では、「秋晴れ」の記憶と結びついている。
王選手が「王」と呼ばれるのは、ホームラン王だからだ、と
思い込んでいたほど、野球を知らなかったのに・・・。

結婚してからは相棒が野球好きだったおかげで、
随分詳しくなり、かなり真剣に見る試合も増えたが。

今年の日本シリーズは、なんともあっけなかった。
ソフトバンクが巨人を相手に、四勝ゼロ敗だなんて。
強いとは思っていたけれど、これほどとは思わなかった。

特にソフトバンクが王手をかけていた昨夜の試合は、
菅野投手の登板とあり、きっとこの日だけは負けるだろう、
その後勝って、四勝一敗かな、とも思ったのだったが。
中盤以降、巨人が逆転するかも、と思える場面もあるにはあったが。
坂本が完全に封じられてしまったことが大きかった。
菅野選手も体調不良を押しての登場だったみたいだし。

私は特に巨人のファンでも、ソフトバンクのファンでもないが。
こういう一方的な展開は、野球を見るという楽しみが
薄れてしまうので、もう少し、巨人に持ちこたえてほしかった、
と、かなり残念な気持ち。他の野球ファンもがっかりだろう。

さらには、ラグビーの世界大会が日本で開かれていたり、
ゴルフなども大きな大会が開かれていたみたいで。
野球の存在感が薄れているな、と感じられる場面も多かった。

スポーツの種類が増えるにしたがい、、多種目の中の一つに
なりさがってしまったことは確か。盛り上げていくためには、
もっと工夫がいるだろう。試合時間を減らすことも大切。
少しずつ進められているがまだ不十分である。

さらに、あまり野球になじみのない人も親近感を持ってみられるよう、
選手についての情報(投手なら得意な球種、打者なら球種に対する
得手不得手など)を盛り込んでいくこともひとつの案だろう。
各野手の守備の仕方、局面ごとに変わる守備位置、
などなど、ポイントを絞ってみると興味深い。
色々と知って観ると、野球はまだまだ、他のスポーツから
何歩も秀でた、面白いスポーツだと思うのである。

nice!(0)  コメント(0) 

お相撲、再び [スポーツ]

四年ほど前に、やはりこのブログでお相撲に
触れたことがある。あまり好きなスポーツじゃないが、
相棒が大の相撲好きなので、影響を受け始めている、と。

相撲で思い出すのは、三十数年前になるが、アメリカで
暮らし始めてしばらくした頃。イスラエル出身の友人が
できた。タミーという当時二十代半ばの女性だが、彼女に
日本を紹介する写真集を見せたことがある。
そこに相撲も掲載されていた。彼女は見た途端
「Fat (太ってる)!」と叫び、その後小さな声で
「Ugly(醜い)・・・」と呟いたのが聴こえてしまった。

普通、スポーツ選手といえば、だいたいが筋肉質で
身体が引き締まり、美しい体型をしているものだ。
お勤めしていた頃、同僚に男子バレーの大ファンがいたが、
もう、ほとんど選手をアイドル視していて、
競技を観に行くというより、憧れの選手を見に行く、
と言う感じだったことが思い出される。

そう観点から見ると、相撲はちょっと異様な世界だ。
一部の力士には、筋肉質で、均整の取れた体格の人も
いないではない。ほんの例外だが、たとえば、現在なら石浦。
力士としては小さすぎ、今後伸びてくるとはあまり思えないけれど。
彼は数少ない例外。
以前のブログで、「相撲取りって、まるでフォアグラ」
と書いた記憶があるけれど、その印象は今も強くある。

それでも、相棒に付き合って二週間見続けていると、
なんとも不思議なスポーツだ、ということがわかってきて、
まあ、それなり面白い。あの小さな土俵に、まるで米俵の
ように膨らんだ人たちがぶつかり合うんだから。
滑稽にして、凄まじい。

でも私が、今場所で一番面白かったのは、
稀勢の里の解説。土俵で見る人とは別人のように、
軽快で、回転の速い人だった! この落差・・・。

あれこれと言い合っているうちに、もう今日が千秋楽。
優勝するのは、定番の強い人(つまり白鵬)、
あるいは、彼が調子悪い時に、たまたま優勝する人
というどちらか一つで、回っているような最近の相撲。
それがややマンネリ化しているように見える。
nice!(0)  コメント(0) 

ラジオ体操 [スポーツ]

少し前の当ブログで、昨秋から早起き(といっても
六時少し過ぎの起床)を始め「朝苦手」から脱却して
来ていることを書いた。その時間に起きると、Eテレの
ラジオ体操に間に合うのである(6時25分~35分)。
ちなみに、この時間に間に合わなかった場合を考え、
何種類かのラジオ体操のビデオも録画して準備してある。

始めて分かったことだが、ラジオ体操は曜日ごとに
担当の人が変わり、それによって内容も少し違うのである。
月、木が若い女性の講師、岡本さん、火、金が若い男性の
鈴木さん、水、土、日がやや年配の男性、多胡さん。

ラジオ体操第一と第二をやる日も分かれている、
第一が、月、水、金、第二が火、木、土、日曜が両方。
ラジオ体操がいずれも五分弱なので、その前に、
みんなの体操、と呼ばれる体操も取り入れられていて、
その他、講師の人がそれぞれの運動を紹介してくれる。

季節によっても少しずつ違い、毎日やっていても
飽きないような工夫がされている。
それで、今のところ、十月の上旬から五カ月余り、
一日も休まずに体操を続けている。これで
体調がよくなっているのかどうか、よくわからないのだが。

少なくとも今冬は、風を引いても悪化することなく過ぎた。
ただここにきて、花粉症は結構ひどい。これは体操とはあまり
関係ないのかも。涙目で、何もかもうるんで見える、憂鬱な春。
nice!(1)  コメント(0) 

冬季五輪 [スポーツ]

夏季の五輪より、冬季のそれが何倍も好きな私。
今年も、見たい種目に印をつけ、色々と準備をしていた。
というのも、私は「塔短歌会賞」という結社賞の応募作品の
受け入れ窓口を担当しているからである。

毎年2月15日消印有効のこの賞には、数十篇の応募があるのが
普通である。応募作が揃ったころを見計らって(17日頃)、
応募作に番号を、全体に通し番号を打って、選者+一名分の
コピーを取り(全部で九百枚にもなる)、さらにそれを
七セットに分けて一篇ずつホチキスで留め・・・と延々と内職的な
雑務に追われるのである(涙)。

この雑務期間が、今年は冬季五輪開催期間と、ほぼ
ぴったりと重なってしまったのだ。見たい時間帯は
なんと午前に集中(アメリカの放映権のせいだ)、
だがスーパーのコピー機は午前中の方が
断然空いている。むむむ!

結局相棒にかなり手伝ってもらった。彼がそばにいてくれて、
出来上がったコピーを整えてくれたり、小銭を投入し続けて
くれたりしたので、かなり時間短縮ができたのである。

それで、私は大好きなカーリングをほとんど見ることが
できました! フィギアスケートも大好きだけれど、今回は
カーリング優先ということにした。フィギアは毎年見られるけど
カーリングは五輪の時しか、放映しないもんね。

そして女子の銅メダルが決まったときは、つい、飛び上がって
喜んじゃった。いや、でもカーリングそのものが大好きなので、
最終日の韓国とスウエーデン戦もしっかり見ました。
どっちも女子のカーリングです。男子も面白いんだけど、
そっちも見ていたら、雑務は予定通り終わらなかったかも。
冬季五輪は、二月じゃない方が有難いんだけどなあ・・・。

nice!(0)  コメント(0) 

健歩大会と高尾山 [スポーツ]

スポーツと言う分野に入れちゃったけど、
あれって、スポーツだったかな、と思えるほどに
ユルイ企画だった。健歩大会とは、私が通った
某都立高校で、毎春行われていた年中行事の一つである。

学年ごとに行き先が違い、一年はマザー牧場、二年は
三浦半島、三年のときは高尾山だった。指定された場所まで
電車で行く。あらかじめ渡されていた地図に従って歩く。
ところどころに教師が待ち受けているポイントがあり、
そこで通過したという証明のスタンプをもらいながら
終着点まで歩く、というもの。だいたい数キロくらいの
行程で、三時間くらいもかけていくのだから、
だらだらと気の合った者同士でおしゃべりしながら
お散歩する、と言う雰囲気で、あまり「健歩」って感じじゃない。

でも、楽しかったことは覚えている。そこで
十月のある日、相棒を誘って高尾にでかけてみた。
本当に高校三年生以来の高尾。でもかなり
変わっていました。人通りも増えたし、歩道もすごく
綺麗に整備されているし。お店も増えていて・・・。

嬉しかったのはアサギマダラに会えたこと。健歩大会は
いつも五月に行われていたので、当時は会えなかったはず。
まあ、いたとしても高校生の私は、こういう昆虫に
何も興味がなかったから、目には入らなかっただろうけれど。

高尾は句碑や歌碑の多い山で、白秋の歌碑も目に留まった。
こちらは高校生だった当時からあったのだと思うけれど、
やはり、見た記憶はまるでないのである。
高尾の中腹で、友人たちと昼食を広げている写真が
今も手元にある。私は当時仲良かったHさんと並んで、
楽しそうに笑っている。そのHさんはもう、三十代の
うちに世を去ってしまっている。ちらっと肩が
写っているYさんは、二十歳の時に病気でなくなった。
あの頃、こんなことをちらっとでも予測しただろうか。

山を歩いているのに、高校時代の記憶の中を歩いている、
そんな気持ちになってしまっていた。何を目にしても、
当時と比較せずにはいられなくて。
また来よう。今度は五月に、と思いながら山を下りた。
nice!(0)  コメント(0) 

ペナントレース [スポーツ]

日ハムがドロドロ沼の十連敗である。
昨日の栗山監督の誕生日さえ(栗山さん、大好きの私)
その悪の連鎖から逃れられなかった。投手は立ち上がりが悪かったとはいえ、
その後は失点することなく、なんとか持ちこたえていたのに、
如何せん、打線がつながらない・・・。ああ、神よ、お慈悲を!

と思っていたら、相棒がひとこと、
「ここはロッテ頼みだな」
って、ひどい(チームとして私が一番応援しているのは、
このところ、ずっとロッテである)。
よわいとこ同士が食い合ってどうする!?

日ハムが出足から苦境に陥るのではないか、ということは、
私はなんとなく気が付いていた。それは「WBC」の項のところで、
書いている。
この春の不振は、WBC抜きには考えられないっしょ・・・。

パリーグは、昨年と今年のシーズンの間に、
いわば「大貧民」の「革命」が起きちゃった状態である。
ソフトバンクはチームの底力があるから、これから
立ち直ってくると思うけれど。
日ハムとロッテは、何か大きな変化がない限り、
難しいかもしれない。はむいはむ、いや、寒い春
である・・・。

WBC [スポーツ]

WBCって、どうなんだろう?
ペナントレース開始前の
選手には負担が多すぎるんじゃないだろうか、
なんだか、アメリカの利益にしかならないみたいだし。
それに、今年は、選ばれているのがパリーグに偏っていやしないか。
日ハム、こんなに投手提供しちゃって、いいの?

とかなんとか、WBCが始まるまではいろいろと
ぶつくさ言っていた私だけれど、ああ、やっぱ、
日本人だ、ついつい熱くなって見てしまっていた。
夜七時始まりなんて、遅すぎる、とぼやきながら。

結局、日本の選手が活躍しているのがうれしくて、
でも、ほかの国の選手で、日本で活躍中、あるいは
活躍経験のある選手が出てくると、またなんだか
うれしくて応援したりして(困ったもんだ)。

四年に一度なんだから、まあいいか。
でも、ペナントレースが始まったり、
きっと、WBCなんか、やっぱ辞退すべきだったんだ、
と思うことが多々ありそうで、今からコワイ。


テニスブーム? [スポーツ]

我が家から徒歩一分のところにあるW公園。
周囲を欅と桜、百日紅に囲まれ、ところどころに躑躅、
銀杏の木もある、やや広めの公園。中央部は整地されていて、
午後三時ころになると、どこからともなく子供たちが集まって、
さまざま遊びに興じている。

十数年前までは野球をする子供たちが圧倒的に多かった。
次にサッカーで、フットサルをする中学生を見かけることもあった。
ところがところが。

ここ二年くらいは、テニスに興じる子供たちが圧倒的に多い。
昨夕、三時半頃にここを通ると、小学校高学年らしい男子が六人、
二人ずつ向き合って、テニスに興じている。
もともとコートではないし、ネットもない。
で、どうしているかというと、それぞれが乗ってきたらしい
自転車を中央につなげるように並べて、ネット代わりにしている。
打ち合っているのを見ると、なかなか上手い。
錦織選手の活躍が刺激になっているのではないだろうか。

用事を済ませて、五時近くにまた
W公園の脇を通ると、かなり薄暗くなっているのに
彼らはまだテニスを続けていた。道路側を歩いていたら、
それたテニスボールが私の前に転がり出てきた。

拾い上げて、振り向くと、駆け足で公園の端まで出てきた
少年に「有難うございます!」と丁寧にあいさつされた。
下手投げで、慎重に投げると、彼はラケットのガットで
それを器用に受け、軽く足元に落として掬いあげていた。
それにはまず、ボールの勢いを殺ぐために手首のスナップを効かせ、
そしてラケットの角度をうまく調整しなければならない。
一連の動作に、いかにもテニスに慣れている様子がうかがえる。

私は実は中学生時代、軟式だがテニス部に所属していた。
でもそれ以前は、テニスボールなんか見たこともなかった。
学校にコートは一面しかなく、一年の時はほとんど
素振りとコート整備とボール拾いに明け暮れていた。

この小学生たちは、学校でなく、どこかの私営のスポーツクラブに
入っているんだろう。恵まれてるなあ、とちょっと
妬みっぽく感じるところもあったけれど。
薄暗くなるまで、ネットも白線もないこんな公園で
テニスに興じている様子が、頼もしくもある。

いつまでも、テニス好きでいてほしい・・・。
仲間との競争に負けたり、体を傷めてしまったり、
スポーツに挫折はつきものだけれど、
好きでいることができたら、どんなことも乗り越えられる。