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英語の詞(その6) [言葉]

 Twenty ten is three and forty years away
We will still be walking together?
We will still have something to say?

こんな歌詞で始まる英語の歌が盛んにラジオから
流れていたのは私が高校二年生だったころ。
わかりやすい曲(バッハのフーガのアレンジ)で、英語も聞き取りやすく、
すぐに覚えて歌っていたはずなんだが、この後の歌詞がまったく
思い出せない。それでユーチューブで調べようと思ったのだが、
肝心な題名を思い出せない。歌い手は「1910フルーツガム
カンパニー」とかいうふざけた名前のグループだと思ってたが・・。

このアーティストから調べようとしても出て来ず・・・。
歌詞から調べると、なんとフェアリーダストとかいう
イギリスのグループが歌っていたもので、日本でしか流行らず、
この一曲で消えてしまった人たちらしい・・・・。
題名は邦題が「誓いのフーガ」、原題は「Twenty ten」。

  2010年は43年後。
  私たちはまだ一緒に歩いているだろうか。
  お互いに話すことがまだあるだろうか。

2010年という数字から始まるので、「1910フルーツ・・」
というアーティスト名と混同してしまっていたみたいだ。
20歳くらいで「人生を共にしたい」という人に出会ったら、
43年一緒にいるとしても、63歳なんだから、そういう将来、
果たして、どういう関係になっているんだろう、と、ちらっと、
まさにほんのちらっと、思った記憶はある。でも当時の私には
そんな人はいなかったし、進路をなんとかしなければ、という
必死の気持ちの方が、ずっと強かった・・・。

大学に進学しようと心に決めていたけれど、家族の事情で
やむを得ず補欠入学した都立高校は、女子がほとんど
就職する、という高校で・・・。孤独だった。

そして一組のカップルのことも思い出す。
同級生で、在高時から付き合っていて、彼女は就職、
彼は進学しながら、その後ゴールイン、今も幸せそうな二人を
知っているからである。凄いなあ、偉いなあと思う。
彼らがこの歌を覚えていたら、特別な感慨があるだろう。
私の方は苦い思い出いっぱいの高校時代が蘇ってくる曲なのだが。
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