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鮭の料理 [食文化]

日中はまだまだ暑いのだけれど、朝晩はさすがに涼しく、
秋という季節を感じられるようになった今日この頃。
秋といえば、美味しいものが沢山登場する季節でもあり。
魚売り場に秋サケが登場しているのを見て、早速
購入することに。例年に比べ、お値段は少々張りますが。

子供の頃、東北で育った私にとって、鮭はかなり一般的な、
というか、特に冬季は、かなりの頻度で登場していた魚。
ネコマタとも呼ばれておりました(「猫も跨ぐ」とか「猫も
『またか』と呆れるとか、諸説はあるが・・・)でも、
そういった先入観はぬきにすれば、なかなか美味な魚なのです。

私は、かりっとした鮭を味わうのが好きなので、粉をはたいて
フライパンでバター焼きしたものがベストだと思うのですが。

関西育ちの相棒にとっては、鮭は一種高級魚のイメージも
あるらしく。シンプルな食べ方よりも、賑やかな食べ方(って、
かなりイメージ先行のひょうげんだが)が好きらしい。

「ちゃんちゃん焼きにして」と言われたことがあり、ネットで
調べて、早速作ってみたのは数年前。そのことを思い出し、
今回もその料理にすることに。

鮭の切り身、数センチ角に切ったキャベツを中くらいの大きさの
ざる一杯(一個の四分の一くらい)、小分けしたしめじを
お茶碗一杯くらい、さらにピーマン二つ、玉ねぎ半分をそれぞれ
細切りにしたもの(人参を入れるというレシピが多いが、相棒が
それを見た途端食べなくなる恐れがあるので却下)。

鮭は両面に軽く塩胡椒して、バターを溶かしたフライパンで、身の
方から焼き付ける。裏返して焼き付けた後、野菜を載せて、
その上に、味噌大匙二杯半、酒大匙2,みりん大匙1,豆板醤を
小さじ一をよく混ぜ合わせた調味料を回し入れ、ふたをして
6~7分、中火で蒸し煮する。キャベツがしんなりした頃が
出来上がりの目安です。

豆板醤を入れないレシピが普通らしいけれど、我が家では
その他に、輪切りの赤トウガラシも少し入れます。
ピリッとした味が楽しめますので。以上、二人分の
鮭のちゃんちゃん焼きでした。お試しあれ。
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