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投函ご注意 [生活]

短歌の仲間の〇〇さん、メールで歌を読み合うグループを
つくっておられ、そこで私の古い歌集を読んでくださるという。
家に残っているので、三冊ほどさしあげることに。
郵便局のレターパック(青い方)にこの三冊と、さらに
もう一冊別の本を入れて、ポストに投函しに行った。

少し重くて大きくなってしまい(重量と厚さ制限は守っているのだが)
ポストの口になかなか入らない。左手で、えいっと押し込むと・・・。
どさっと音がして、レターパックはポストの奥に消えた。
ほっとしたのもつかのま、なんと我が左手が、ポストから
抜けなくなってしまったのだ。左手にはめていた腕時計が
ひっかかってしまって・・・。むむむ・・・。焦る。

右手でそっと腕時計の留め金をはずし(ポスト側に落ちないよう
気を遣った)、時計を少しずつ腕の側に滑り落として、ようやく
左手が抜けた。押し込む時に右手を使えばよかったのだ。

でも、私はもともと左利き気味のところがあって、
無意識に何かするとき、左手が先に出ているときがある。
いや、問題はこっちだな、つまり、おっちょこちょい?
帰りがけ、沢田英史さんの作品を思い出していた。

  うかうかと自分を差し出してしまひさうなポストの口が
  ゆふぐれに開く        沢田英史『異客』
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