素敵なご縁 [生活]
昨年末、親族だけの結婚披露宴が都内であった。
結婚したのは相棒の血族の女性。彼女は三年ほど前から
イギリスの大学に留学。留学中に出会った現地の男性と恋に落ち、
一年半ほど前に結婚したのである。
今回が、彼にとっては初の来日、彼女も結婚後は初めての帰国
(もう、来日というべきか)。
異国の人と結婚する、と連絡があった時、彼女の両親は
かなり葛藤があったようだった(詳しくは聴いていないが)。
何しろ、彼女は才色兼備で、自慢の娘さんだったから、
もう異国に奪われてしまうような喪失感に悩んだのでは、
と想像する。私なら、きっと、気が狂うほどの苦しみだったかも。
でも、両親は彼女の意思を受け入れ、(受け入れるしかなかったの
だろうけれど)、イギリスの彼の親族との顔合わせに出かけ、
そしてこの度は、日本の親族である私達との顔合わせ、となった。
彼女の選んだ人はどんな人なんだろう、とちょっとドキドキしたが。
彼は聡明で機転が利き、好奇心の豊かな、すてきな男性だった。
とても話が面白くて、つい会話も弾んでしまった。
アメリカ英語には慣れていても、イギリスの英語はちょっと
出だしの音がくぐもって聞こえることが多いので、うまく
会話できるか心配だったけれど、杞憂だった。
彼が、明瞭に発音するよう配慮してくれたのかもしれないが。
異国の人とまったく異文化の中で互いを理解し合って
生活していくことは本当に大変だと思うけれど。
上手くやって行けたら、その成果は何倍も自分を成長させて
くれるに違いない。そう思うと、すてきなご縁に恵まれたんだな、
と、心から祝福したい気持ちになっていた。
結婚したのは相棒の血族の女性。彼女は三年ほど前から
イギリスの大学に留学。留学中に出会った現地の男性と恋に落ち、
一年半ほど前に結婚したのである。
今回が、彼にとっては初の来日、彼女も結婚後は初めての帰国
(もう、来日というべきか)。
異国の人と結婚する、と連絡があった時、彼女の両親は
かなり葛藤があったようだった(詳しくは聴いていないが)。
何しろ、彼女は才色兼備で、自慢の娘さんだったから、
もう異国に奪われてしまうような喪失感に悩んだのでは、
と想像する。私なら、きっと、気が狂うほどの苦しみだったかも。
でも、両親は彼女の意思を受け入れ、(受け入れるしかなかったの
だろうけれど)、イギリスの彼の親族との顔合わせに出かけ、
そしてこの度は、日本の親族である私達との顔合わせ、となった。
彼女の選んだ人はどんな人なんだろう、とちょっとドキドキしたが。
彼は聡明で機転が利き、好奇心の豊かな、すてきな男性だった。
とても話が面白くて、つい会話も弾んでしまった。
アメリカ英語には慣れていても、イギリスの英語はちょっと
出だしの音がくぐもって聞こえることが多いので、うまく
会話できるか心配だったけれど、杞憂だった。
彼が、明瞭に発音するよう配慮してくれたのかもしれないが。
異国の人とまったく異文化の中で互いを理解し合って
生活していくことは本当に大変だと思うけれど。
上手くやって行けたら、その成果は何倍も自分を成長させて
くれるに違いない。そう思うと、すてきなご縁に恵まれたんだな、
と、心から祝福したい気持ちになっていた。