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故里の町の取組み [生活]

今朝の朝日新聞の生活欄に、私が子供の頃に過ごした
山形県南部の町の、ある取組みについての記事が掲載されている。
見出しは大きく「移住先の仕事 ひとつじゃない」とあるのに、
目はその横の「豪雪の山あい 小国町」の方に引き付けられて。
内容は、過疎化の進む豪雪の町で、移住者を呼び込み、あるいは
人口流出を抑えるための取組みとして、昨年「おぐにマルチワーク
事業組合(おぐマル)」という組織を創設したこと。

仕事を希望する人は、まずおぐマルに登録すると、おぐマルの組合員である
町内の14の事業者のなかの、複数個所に派遣されることになるという。

複数の仕事を組み合わせて働くことになるので、マルチワーク、
というわけである。年間を通じた仕事がないことや、雇用が安定
しづらい、という地域の状況に合わせた雇用形態、といえるだろう。

色々問題もあるだろうけれど、現在は国や自治体からの財政援助が
あることも大きいようだ。うまく続いていくことを願いたい。

雪だけはどっさりあったなあ、と遠い日々のことを思い出す。
とりあえず、今も小国町で暮す幼友達のI君に、今朝の記事のことを
メールでお知らせしておいた。ちなみに、記事に登場する「荒川興業」
は、私の小学校の同級生の鈴木君が営んでいた会社。記事に登場する
専務は、彼のご子息なのではないかな・・。なつかしい。
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