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日本のポルカ? [藝術]

新年早々、悲惨な天災、大事故が相次ぎ、心ふたぐ日々ですね。
被災地の人々のことを思いつつ、何とか気持ちを取り直していこう、
と、考えています。そんな昨夜、ちょっと楽しいことがありました。
午後七時過ぎ、いつもは相棒とWOWOW等から録画しておいた映画を
見ている時間なのだが。昨夜、相棒が選んだ映画はとてもついていけなくて。
(原作はアメリカのコミック。アクション+ファンタージ―っぽいが、
何ともお子様向きの、ばたばた映画である)

それで、そばでイアフォンを使いラジオを聴くことに。
すると、NHK FMから、聞きなれた音楽が流れていて。ウイーンフイルによる
新年のコンサート、それもポルカだ、とわかりました。片山杜秀氏が担当する
「クラシックの迷宮」を放送中でした。年頭はいきなりの大地震で、
ウイーンフイルのライブ聞かなかったなあ、と思いつつ、それが続くのか、
と思いきや、ここからの展開が凄い! ポルカやワルツ、ギャロップが、
西洋ではちょっと庶民的な音楽であること、日本でならどんな種類のそれに
当たるか、というと・・・。片山氏は、音頭、なのでは、と仰られる。

それで、勿論、かかりましたよ、東京音頭(あれ、ここは神宮球場?)
それから、河内音頭(歌詞がおもしろい)、残念、花笠音頭は聞けなかったが。

さらにさらに。音頭という音楽は、意外にお子様向きアニメの主題歌に
多く使われていて、その元祖はたぶん、このあたり・・と、登場してきたのが
オバQ音頭! ああ、懐かし、と声を上げながら、一緒に歌いたくなり・・。
そこは、相棒がそばで映画を見ているので、聞くだけにとどめました。

片山氏は、よほど子供向けのアニソンファンらしく、その後も続々!
はぜどん音頭(知らんわ)、ロボコン音頭、あられちゃん音頭、
アンパンマン音頭・・・。

ときいたことはあるような、ないような音頭が相次いで登場、
感動したのはキン肉マン音頭! これは名曲じゃないか!
と驚いていると、片山氏も「優れた楽曲」と持ち上げておられて・・。

さらに登場した「電線マン音頭」には、もう、脱帽でした。こんな凄い・・・。
音頭という音楽、やっぱどこかで、「みな似たようなメロディとリズム」
「なんとなく下品な感じ」「あまりに脳天気」と、見下げる気持ちが
無きにしも非ずだったが。
なんとも、賞すべき、さらに愛すべきばかばかしさ、の優れものであった。
感動しました!
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