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やったね ロッテ・続 [スポーツ]

一昨日夜のCSファーストステージの三戦目は劇的な展開となった。
九回まで、双方の投手が好投し、スコアはずっと零行進できていた。
延長十回の表、周東選手のヒットを契機に、ソフトバンクが三点先取。

ここへきて三点の差は、途方もなく大きい。ロッテにとっての勝利はもう、
遠い海のかなたあたりへ、ぶっ飛んで行った、ように思えた。きっと
みんなそうだったのではないだろうか。一緒に見ていた相棒が
「もう、駄目だ。見るのやめよう」と言い出し、私も「仕方ないな」と
同意。国際ニュースを見始めたのだが・・・。それから十五分くらい
経っただろうか。「もう、終っているな」と呟きながら、スマホを見ると。

え、あれ、3対3? まてよ、よく見ないと・・。というのも、つい最近、
スコアの点数を見たつもりで、その右横に表示されているヒット数の方を
見てしまって、「あ、逆転してる!」なんて歓喜の声をあげてしまったことが
あったのである。こういうことは、かつては「そそっかしいな」で済んだが、
今は「認知症だ。ボケが進行している」と、一分半くらいはたっぷり罵られる、
ということになるので、重々、注意が必要なのである。

「あ、間違いない! ロッテが追いついている!」
「えっ! 本当!? それほど時間たってないのに。誰か本塁打うったな」

チャンネルを合わせると、なんとなんと、安田がヒットを打って、岡が
本塁に突っ込んでいる場面でした。狂喜乱舞するロッテベンチ、ソフトバンクは
みんな唖然とした表情で・・・。すると藤本監督がビデオ検証を求め・・・。

悲鳴と狂喜とが渦巻く球場。岡が本塁に滑り込む場面が写し出され・・・。
なるほど、クロスプレーだが。いや、岡の手が、捕手のタッチより早く
本塁に触れているように見えるが。そして、そして、審判の判断も、セーフ!

劇的なさよなら勝利となりました! 凄いよ、ロッテ。セカンドステージは、
投手のやりくりが苦しくて、大変だろうけれど、でもこの勢いで楽しく
闘ってほしい。
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