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飛んだ物置 [生活]

9月9日未明に関東地方に上陸した台風15号。
東京南西部にある我が家の東部を午前三時頃に通過していました。
物凄い風音が聞こえてはいましたが。朝起きて、今日は月曜、
生ごみを出そう、と物置の置いてある方へ歩きかけて、びっくり。

高さ180センチ、幅110センチのイナバの物置が、ばったりと
地面に倒れていました!敷地の北西の角に置いていて、
隣家の駐車場に接しているところなので、向こう側に
(高さ一メートルほどのブロック塀で仕切られていますが)倒れていたら、
隣家の高級車二台を損傷させていたかも、とぞっとしました。

物置は向かって右側を下に転がっていて、まっすぐに倒れたものでは
なく、みると少し離れた位置のブロック塀の上端が一部欠けていたので、
先ずここにぶっ飛び、跳ね返ってから倒れたようです。

これまで台風の風は南西からくることがほとんどだったけれど、
今回は北西からの風で、それをまともに受けてしまったみたい。
相棒に知らせて、とにかく中身を取り出してから、物置を
立てようとしたのですが。扉があかない。ふだん鍵はかけていず、
(掃除道具、庭木用の肥料などしか入っていない)クルッと回して
かける、つまみ型の簡易鍵をかけていただけなんだけれど。
中のものがはさまっているのか、このつまみ、びくともしません。

私は九月中旬の連休は、歌の仲間たちと琵琶湖湖畔で泊まりの
オフ会を行う予定を入れていたほか、一年に二度しかない大学の
同窓生たちとの歌会の予定もあり、また、昨年から始めた
アトリエでのお絵かきに出かける日もあり。また、毎月の
塔への詠草締め切りも迫っている、で、スケジュールびっしり、
なのでした。

結局、物置は十日間も転がしたまま。
ホームセンターで、新しい物置を購入することに決め、
出かけたのは17日。その折、物置の回収費用が
別途、二万円ほどかかる、と言われ、納得できず。
近くの廃品回収業者に訊いてみると、解体費用5千円で、引き取ります、
とのことだったので、そこに頼むことに。ちなみに、開かなかった
扉は相棒が思い切り足で蹴ったら、開きました!
台風襲来から10日目にして、転がっていた物置を片付けることができた(ほっ)。

千葉はこんなもんじゃない。もっともっと、大変。
まだ、停電に苦しんでいる人も。横浜の知人にも、屋根が飛んでしまって、
息子さん宅へ身を寄せている人もいる。とにかく、台風の訪れ方が
変わってしまったことは確か。今回は多摩西部は微妙にそれ、
この程度の被害で済んだけれど、近いうち、まともに受けて、
手ひどい被害にあいそうな予感がする。転がった物置が、それを
警告していたような気がしてなりません。
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