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コアラ [生活]

コアラについて調べてみる必要が出て、もう
四半世紀も前にオーストリアを訪ねた折に購入した
『Australia' Animals 』という本を取り出した。
A4判でわずか64頁の本に、綺麗な写真が満載されていて、
購入した当時は写真だけを見て楽しんでいた。

動物の本なので、その方面の難しい単語が頻出し、
知らない英単語が沢山出てくるので、文章はほとんど目を
通していなかったのだが・・・。この本では、さすがにコアラ、
オーストラリアを代表する動物である(ちなみに、カンガルーの
四頁には負けているが)。三頁も割かれていて、この動物の特徴に
ついて詳述されている。たちまち、のめりこむ様に読んだ。
知らなかったことばかり、そして驚くことばかり。

コアラがその食事のほとんどを、ユーカリの葉に
頼っている、ということは、日本でもかなり知られている。
でも、水を全くと言っていいほど飲まない、って・・・。
知ってましたか? コアラと言う名称は、アボリジニの
言葉で「No drink」という意味なのだそうだ。

有袋類ということも、日本ではあまり知られていないかも。
コアラの母親は、子供を八カ月ほどもおなかの袋から
出さずに育て、その後も抱いたり背負ったりしながら、
二歳くらいまで身近で育てる。離乳は生後二十か月くらいだが、
そのすぐ後の離乳食が凄い!当該部分は、ちょっと日本語訳を
はばかれるので、興味のある方は自分で訳してみて下さい。

  The young is weaned from milk to gum leaves in a most
unusual way. When the baby is about twelve months old the
mother begins feeding it pellets of faecal material from her
digesteve tract. 『Australia's Animals』
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